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第2章「温冷交互浴」

●温冷交互浴

Q26.お湯と水による温冷刺激は疲労を回復させる入浴法である。
    答えは→○


熱いお湯と冷たい水により交互に体に温冷刺激を与えると末梢血管が開き、筋肉痛を引き起こす疲労物質の乳酸などが体外に排泄されやすくなるので、疲労予防や疲労回復効果があります。

これを全身でおこなうと免疫力が上がるという健康法もありますが、心臓付近を水で刺激するのは危険なので、温冷交互浴は心臓から遠い体の末端を中心におこなうことをおすすめします。

基本的には、「膝下にお湯につけること3分、水につけること1分。これを3〜5回繰り返す」と覚えます。

その上で、自分なりのバリエーションを持ちます。
例えば、お湯については膝下でなくても全身浴で結構です。
水も心臓から遠くという意味ですので、下半身全体が疲労しているときはヘソ下でもいいです。
更には、服を着たままシャワーを使えば手軽にできますし、テレビを観ながらバケツや桶を使った足浴でおこなうこともできます。

時間に関しても、冬の冷たい水なら1分も耐えられませんので10〜20秒くらいにしましょう。
回数は3〜5回としていますが、慣れれば7回くらいおこなってもかまいません。

そして、“温冷交互浴初心者”は「温」で始まり「温」で終わりますが、慣れてきたら「冷」で始まり「冷」で終わるようにしましょう。
慣れると血管の拡張、縮小が容易になるので、「冷」で血管を引き締めた後、自ら血管を広げようとする力が働き、血行が良くなるからです。

この入浴法は疲労回復や疲労予防の入浴法で、特に筋肉痛予防には大変効果がありますが、冷え性改善にも大いに力を発揮します。
温泉ソムリエが超おすすめする入浴法です。