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第5章「動養、栄養、休養の相乗効果」

●動養、栄養、休養の相乗効果

Q65.食事前に入浴するなら、「半身浴」「腰浴」「足浴」が適している。
    答えは→○


「動養(運動)」「栄養」「休養」は、それぞれの組み合わせに相乗効果があり、入浴の後の食事のしかた、運動の後の入浴のしかた、運動の前の栄養のとりかたなど、それぞれに適したやり方があります。

「動養(運動)」「栄養」「休養」のうち「二養」として2つを組み合わせ出おこなう場合には、間に30分から1時間の休憩を入れます。
以下、「湯探歩」のうち「二養」を組み合わせた時の要領についてご紹介します。

●湯(休養)→休憩→探(栄養)

食事をする前の入浴法は、「半身浴」「腰浴」「足浴」にてぬる湯に15〜20分入浴します。
ぬる湯のため副交感神経を刺激しリラックスするので、楽しい食事のための準備となります。

●湯(休養)→休憩→歩(動養)

散歩の疲れを残さないための入浴をします。
「腰浴」「足浴」といった下半身の部分浴で「温冷交互浴」おこないます。
ぬる湯で10〜15分の「腰浴」をし、最後に水をかけるのも効果的です。

●探(栄養)→休憩→湯(休養)
  
食後に入浴したいとき、できるだけダメージの少ない入浴法をします。
ぬる湯で15分以内の「足浴」や「腰浴」をします。入浴前に「水分」「ミネラル」「ビタミン」を補給します。

●探(栄養)→休憩→歩(動養)

快適な散歩にするための運動前の栄養補給です。
プロテイン、クエン酸など早目のエネルギー源を摂取します。
「はちみつトースト」、柑橘類、バナナなども有効です。

●歩(運動)→休憩→湯(休養)

散歩後の疲れを残さない入浴法をします。
疲労箇所にお湯3分、水1分の温冷刺激を加える「温冷交互浴」を2〜5セットおこないます。

●歩(運動)→休憩→探(栄養)

食欲がわくための散歩をします。
五感を刺激するような自然環境の中での散歩が有効です。