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第5章「入浴と相乗効果のある「食」選び」

●入浴と相乗効果のある「食」選び

Q67.「サラサラ血」をつくる食材は入浴との相性がよい。
    答えは→○


「入浴するときに一番大切なことは何か?」と聞かれたときの私の答えの一つが、「サラサラ血の状態で入浴すること」です。
ドロドロ血の状態で入浴すると、入浴による血圧の急上昇で、血管が詰まったり、破れたりする。症状としては脳卒中や心筋梗塞として現れます。
そのため、入浴前後には血液粘度を下げるために、水分補給することをおすすめしていますが、それにだけでなく、普段から「サラサラ血体質」をつくることが大切です。

以下、サラサラ血づくり食材の例をあげてみます。

@「サラサラ血」をつくるために意識して摂りたい食材

水(血液のねばりを抑制〜朝の一杯!)、オリーブオイル(オレイン酸)、マグロ(EPA、DHA)、青魚(EPA、DHA)、海藻(アルギン酸)、イカ・カキ・カニ(貝類、甲殻類のタウリン、亜鉛)、緑茶(カテキン)、納豆(完全食)、ヨーグルト(乳酸菌)、牛乳(カルシウム、カリウム)、日本酒(血行促進、善玉コレステロール増殖〜飲みすぎに注意、一日一合まで)、大豆(大豆サポニン他)、赤ワイン(ポリフェノール)、米(γ−アミノ酪酸)、そば(ルチン)、酢(クエン酸)、にんにく(アリシン)、ナッツ類(オレイン酸他)、ごま(セサミノール)、トマト(リコピン)、青菜類(βカロチン)、緑黄色野菜(ビタミンの宝庫)、キャベツ・芽キャベツ(ビタミンC他)、ハクサイ(カリウム)、じゃがいも(カリウム)、玉ねぎ(「サラサラ血」の切り札!)、しいたけ(エリタデニン)、さつまいも(食物繊維)、レンコン(タンニン)、柑橘類(クエン酸、ビタミンC)、キウイ(ビタミンC)、りんご(カリウム、ペクチン)、バナナ(カリウム)、柿(タンニン他)、アボガド(オレイン酸)、あんず(βカロチン)

A「サラサラ血」効果が特に高い魚介類

本マグロ(トロ)、ミナミマグロ(トロ)、はまち(養殖)、サンマ、キンキ、タチウオ、ブリ(天然)、いわし、サバ水煮缶、サバ、真鯛(養殖)、うなぎ蒲焼、ししゃも、サワラ、ニシン、カツオ(戻りガツオ)、金目鯛、タラコ、イサキ、あなご、カジキ、ホッケ、ヒラメ(養殖)、スズキ、真鯛(天然)、メバル、サケ、アユ(養殖)、アジ、ヒラメ(天然)ウニ、ツナ缶(油付け)

B「サラサラ血」効果が特に高い野菜類

ニンニクの芽、ニンニク、ほうれん草、青じそ、ラディッシュ、パセリ、青ねぎ、にんじん、春菊、ニラ、トマト、インゲン、カブ、グリーンアスパラ、長ねぎ、大根の葉、ししとう、かいわれ、アサツキ、バジル、玉ねぎ、キヌサヤ、ブロッコリー、ピーマン、グリーンピース、ミツバ、クレソン、セロリ、サラダ菜、いちご、レモン、グレープフルーツ


さらに、ここでは、食事のとり方についてのコツもお知らせします。

@腹八分目を心がけましょう

満腹状態は、消化能力を落とします。

Aよく噛むことを心がけましょう

よく噛むことは、消化を助けるだけでなく、脳を活性化効果や、脂肪燃焼の効果もあるのです。
また、噛むほどに唾液が出ますが、発ガン性物質の90%は唾液の力で消滅させることができるとも言われています。
少なくとも1回につき30回以上噛みましょう。普段は、自然に30回噛める習慣をつけ、消化の悪そうなもの、添加物等体に害がありそうなものを含む場合は意識して50回噛むように心がけましょう。

B寝る前には食べないでおきましょう(夜食は摂らないでおきましょう)

寝る前にものを食べると、睡眠中も消化器官が働くので、睡眠を妨げます。
少なくとも寝る前2時間はものを食べないようにしましょう。
また、体の細胞は、午後10時から午前2時の間に分裂がさかんになるので、この時間は本来寝ていなければならないのです。
夜8時までに食事を済ませ、10時までには寝るのが理想的です。
規則的な食事と早寝早起きは、当り前のことながら健康法の原点です。